札幌駅近くにある在宅クリニック ごう在宅クリニック

患者様とご家族様へ

院長からのごあいさつ

当院は、札幌では比較的に早い時期の平成19年から在宅医療を行っている診療所です。

元々は院長である中嶋が、当時はまだ少なかった「緩和ケア病棟」といういわゆる癌末期の患者さんだけが入院されるホスピス病棟で働いていた時、病院ではなく自宅で最期を過ごしたい患者様のお手伝いをしようと思い、開院することを決めました。

平成18年の9月から開院まで、円山にある静明館診療所の矢崎和雄先生と五十嵐究先生にお世話になり、在宅医療を始めて昨年で10年が過ぎました。気が付くと、周囲の社会情勢と同じように、自分の考えは当時とは全く変わっていました。

人生は人それぞれ、価値観も人それぞれ、病気のつらさも人それぞれ。老いというものは人であれば必ず順番にやってくるもの。人間は皆が同じ病気でなくなるものでもありません。
それを自然と受け止められ、ご本人が辛くなく穏やかに、ゆくゆくはご本人だけでなくご家族も満足して生活を続けていけるお手伝いを差し上げることが自分達の役割だと感じ始めました。最期を考えることも大切ですが、それまでに至る生活を支え続けることが何よりも大切です。
病名が癌であろうが、難病であろうが、老衰であろうが、関係ないと思っています。
自分達がするべきことは、患者様方の病状に合わせて出来うる限りの症状を軽減させ、身体のつらさを和らげる治療を行うことと、またそれだけではなく、患者様とご家族が安心できるよう悩みと向き合いお話を伺うことで、心のつらさも和らげることだと思っております。
在宅での介護現場に伺ってみるとどうやら、この薬を飲まなければいけない、これだけ医師や看護師が訪問しなければならない、こういう介護が正しい介護だ、などと正解があるものではないようです。十人十色の家庭生活の事情と十人十色のご希望があり、それに合わせて治療や介護の方法を相談していくことができればそれで良いのかもしれません。

これからも水と空気のような診療所でありたいと思っています。

平成29年5月 ごう在宅クリニック 院長 中嶋豪

末期癌の治療を受けていらっしゃる方へ

ご両親や配偶者様が末期癌の診断を
受けられて困っていらっしゃる方へ

現代の「病気を治すための医療」というものは様々な治療方法が用意されています。残念ながらその治療の結果は、個人差が大きく千差万別であることが多くあります。
その種類や効果、副作用のリスクなどを現在のお医者さん方は丁寧に説明して下さることが多くなりましたが、最終的にはご家族とご自身でどうするかを決める判断に迫られ、悩まれているご家族が多くいらっしゃいます。癌に患われたご家族の介護は、とても孤独です。

この時間は、今はとてもつらい時間に感じられるのが当然でしょうが、誰もが後悔しない形で一生の全ての時間を一緒に過ごし、10年後に、昔ああしてあげて良かったねと思えるようになるためには、とても貴重な時間なのかもしれません。

自分がまだ訪問医駆け出しの頃に、患者様の娘様から貴重な言葉を教えて頂きました。

「介護は親が子供に与えられる最後の教育なんだね」

受け止め方次第でいま見えているものは変わって見えてくる。他人でできるものは慣れた人に任せればそれで良い。家族にしかできないものは他にある。
今はいろいろな人に話しを聞いてもらい、理解してもらうことが大切です。自分たち往診医と訪問看護師、ケアマネージャーは、いつでも患者さん方のお話に耳を傾けに参ります。

当院はいつでも、水と空気のような存在でいようと思っております。

療養上のご相談があれば、気軽に当院にご相談くださいませ。
担当のケアマネージャーさんや、病院の地域連携室もしくは医療相談室にいらっしゃるソーシャルワーカーさん方を通していただけるとよりスムーズにことが運べるかと思います。

ごう在宅クリニック

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  • 011-802-7824

ごう在宅訪問看護ステーション

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